大島は21世紀枠で出場した昨春のセンバツ以来、3季ぶりの甲子園出場はならなかった。

 鹿児島相手に逆転負け。昨春、甲子園のマウンドを経験した前山優樹投手(3年)は「もう1度、今度は勝って実力で甲子園に行きたかった」。奄美大島から船で鹿児島入り。遠征費の問題もあり、試合ごとに島には帰らず、5人部屋の宿舎で大会を過ごすという環境にも慣れっこだったが、夏初Vは今年もお預けとなった。