2年ぶり18度目の甲子園出場を狙う第3シード秋田商が準決勝に駒を進めた。

 最速142キロの左腕エース成田翔(かける=3年)が3回を除く毎回の16奪三振の力投。初回表、パスボールで失点したが、5安打1失点(自責0点)で主戦の役割を果たした。

 身長168センチと小柄で、同校OBのヤクルト左腕・石川雅規(35)と体つきが似ている。「石川2世」と期待される成田翔は「この調子を維持したい」と決勝までの残り2戦の全力投球を誓った。