早実・清宮幸太郎内野手(1年)が決勝の2点二塁打を放ち、チームを決勝へ導いた。

 0-0で迎えた3回2死一、三塁、フルカウントから130キロの外角直球をジャストミート。打球は右中間フェンス直撃、もう少しで初本塁打となる先制2点適時二塁打となった。

 その他の打席は四球、空振り三振、空振り三振で3打数1安打2打点。通算成績は16打数9安打9打点となった。

 今大会5試合連続ヒットで、甲子園出場に王手をかけた。「自分の1本で勝てた充実感はある。(決勝は)どんな球でも打ってやる、という気持ちで、絶対に勝って甲子園に行きたい」と話した。

 早実はエース松本皓投手(3年)が好投。日大三の強力打線を3安打完封し、清宮のバットで挙げた2点を守りきった。

 決勝戦は明後日26日に行われる。