2日の打撃練習でひたすら左方向へ打っていた左打者の平沢大河内野手(3年=仙台育英)が、結果を出した。

 同点の3回2死一、二塁で外角の速球を左中間二塁打とし、勝ち越し点をもたらした。「逆方向に打てば(打)率も上がる」と誇らしげだった。

 ただ、1回の好機では真ん中付近の球をファウルとし、悔しがる場面も。「甘い球を打ち損じてもいた。あした(4日)に向けて修正できるようにしたい」。打った喜びよりも、さらなる意欲がわき上がっていた。