今夏甲子園準優勝の仙台育英のエース佐藤世那投手(3年)が、5安打13三振で完投し、完封した米国戦に続き1人で投げ抜いた。カナダの4番で、大リーグのドラフトでマーリンズから1巡目指名(全体12位)を受けたネイラー内野手からは2三振を奪い、大リーガーの卵を封じ込めた。

 佐藤は「序盤はコントロールが利かなかったが、しっかり修正できました。大事な場面でフォークに頼らず真っすぐで押せたところも良かったと思います」と汗をぬぐった。