新潟が9安打7得点の快勝で4回戦に進出した。

 1回裏2死二塁から4番古泉慶祐右翼手(3年)の中前適時打で先制。4回裏は先頭打者の古泉の右中間二塁打を皮切りに5安打で5得点。5回裏は7番森田豪投手(3年)の右翼へのソロでダメ押しした。

 古泉は「体を開かないように意識して打てた」。2回戦の上越戦(10日)からの中3日、打撃練習を中心に仕上げてきた。後藤桂太監督(50)はチームの打撃について「呼び込んで打つ、ポイントでたたくなど、練習してきたことができてきた」と合格点をつけた。

 4回戦は第1シードの日本文理と対戦。昨秋、今春の県大会覇者への挑戦権を得た。「日本文理の投手陣のイメージはできている」。古泉は難敵突破に自信を見せた。