23日にNHKで生中継された「第99回全国高校野球選手権大会 決勝戦」(後半、午後15時36分から)の平均視聴率が17・1%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べでわかった。前半(13時50分から)は15・2%だった。

 ともに初優勝を目指す花咲徳栄(埼玉)と広陵(広島)との決勝。85年清原(PL学園)の記録を塗り替え、大会新となる6本塁打を放った広陵・中村奨成捕手(3年)の活躍もあり注目を集めた一戦は、花咲徳栄が16安打14得点の猛攻で、埼玉県勢としても悲願の初優勝を飾った。中村奨成捕手(3年)は5打数3安打。大会最多本塁打、打点、塁打の3つの新記録に続き、この試合で19安打、6二塁打と2つの大会記録に並ぶ活躍を見せたが、頂点にはたどり着けなかった。