センバツ王者の大阪桐蔭(北大阪)とセンバツ4強の東海大相模(北神奈川)が1日、大阪シティ信用金庫スタジアムで毎年恒例の練習試合を行った。第1試合は5-3で大阪桐蔭が勝利、第2試合は8-3で東海大相模が勝利し、1勝1敗だった。

 この遠征で東海大相模は、甲子園出場時と同じ宿舎を利用した。門馬敬治監督(48)は「日本一のチームとやらせてもらって、自分たちが何を感じるか。センバツの準決勝では(大阪桐蔭と)同じ一塁側で、僕らは負けたわけで。もう一つ上がってこなきゃいけない」と甲子園を想定した練習試合となった。

 この日はプロ注目の森下翔太外野手(3年)がバックスクリーン左横へ特大の2ランを放ち、吉田元登内野手(3年)に2試合連発が飛び出すなど、センバツ王者相手に打力も見せた。「今の日本のチャンピオンチームですから。(試合は)その意味では疲れますよね」と充実感たっぷりに振り返った。