来日1年目右腕の西武アラン・ワイナンス投手(30)が1軍初登板へ大きくアピールした。
9日、ファーム・リーグ中日戦(カーミニークフィールド)に先発。右翼から左翼への風が強い中だったが、大きく制球を乱すことなく7回97球を投げ「風を考えずに投げることが一番大事と思っていたよ」と笑った。
スライダー、チェンジアップなどを織り交ぜて、2試合連続2ケタ奪三振と結果も十二分。「ファームにいる間はしっかり投げてそのリカバリまでプロセスをやることが一番の目的」としつつ「今日はそこに数字が付いてきたのはうれしいです」と満足そうだった。
昨季ヤンキース3Aで12勝の新助っ人は、右肘痛のために春季キャンプから出遅れ。この日が3試合目のファーム先発で、まだ自責点はない。1軍先発陣が充実する状況ではあるものの「先週も今日もいいピッチングできたので、しっかりアピールできたかなと思っています」と取材中、ちょうど西武の得点曲が演奏されたベルーナドームの方をしっかり見つめた。
この日、1軍では佐藤爽投手(23)がプロ2試合目の先発マウンドを終えた。西口文也監督(53)は「1週間5試合で、また(先発ローテの)編成は変わってくる。(佐藤爽に次の)先発の機会があるかどうかはまだちょっと分からない。また新しい投手も入ってくるんでね」とコメント。次週末、15日からの日本ハム3連戦(エスコンフィールド)でチャンスは巡るか-。有力候補となるだけのアピールはしてみせた。【金子真仁】



