5年ぶりの全国制覇を狙う前橋育英(群馬)は大会第3日の第3試合に近大付(南大阪)との対戦が決まった。

 北原翔主将(3年)は「やっと始まるなと。相手の印象はやったことがないから分からないが、大阪のチームなので気持ちが強い印象。そこで負けないようにしたい。群馬大会では試合を重ねるごとに、調子が上がっていった。今すごくいい状態です」と話した。

 今年のチームは、荒井直樹監督(53)から「飛び抜けた選手はいないが、選手間の仲がいい。束で戦うチーム。(全国制覇をした)2013年のチームに似ている」と評される。北原はそのことについて「その代は逆転勝ちが多かった。自分たちも(高崎健康福祉大高崎との)決勝が逆転勝ちだった。そういう意味でも似ているかもしれない」と笑顔を見せた。5年前の再現をして全国制覇を狙う。