日大三が目白研心に5-7で敗れ、本大会初戦で敗退した。

日大三は、先発した平野将伍投手(2年)の制球が定まらず、1/3を投げ2安打3四球3失点で降板。後を受けた横手投げの小川敦星投手(2年)が内外に投げ分け、5回2死まで無安打7奪三振と好投していたが、2死から四球と安打を許すと4番の山田瑞記捕手(2年)に左翼への3ランを被弾した。今夏、甲子園でも登板した最速150キロ右腕の井上広輝投手(2年)は3番手で登板し、4回を投げ2安打無失点だった。

打線は目白研心先発の玉木結大レアンドロ投手(2年)の変化球に苦しめられ、5安打と打ち崩すことができなかった。小倉全由監督(61)は「(日大三の)投手が万全の状態ではなかったのもあるが、相手投手を打ち崩せなかった。気持ちが空回りしていた。それが全てです」と話した。