初芝橋本の初戦突破はならなかった。9点ビハインドの7回、押し出しに相手の失策が絡み3得点。8回に2点を返し、4点を追う9回。本塁打を含む長短打で同点とした。しかし、延長10回に2点を奪われ、反撃も届かず敗れた。
卯滝逸夫監督(70)は「(敗戦だったが)選手たちは、よく頑張ってくれた。チームカラーである声も良く出ていた」と猛烈に追い上げたナインをたたえた。卯滝監督は、今年4月に同校の監督に就任したばかり。これまでに、京都で北嵯峨、鳥羽、立命館宇治と渡り歩き、春夏通算10度甲子園に導いている。初芝橋本1年目ということもあり「選手たちとは、良く話しをした」という。意思の疎通を何よりも大切にしていた卯滝監督。チームが劣勢時にも、タイミングをみて選手たちに声をかけた。選手たちは、それに応え最大9点にビハインドを一時はね返した。「今日のような(諦めない)気持ちを忘れず、上のステージでもがんばってほしい」と選手にエールを送った。【松本直也】


