藤蔭が連覇を果たした。1回1死二、三塁で4番塚本修平内野手(3年)の中犠飛で先制すると、4回にも加点し優位に進めた。

大分商は5回に1点を返したが、藤蔭は7回に猛攻し3得点で突き放した。藤蔭は右の小宮大明投手(3年)→左の高田大樹投手(2年)とつなぎ、1失点に抑えた。

◆藤蔭 1950年(昭25)日田高等経理学校として創立の私立校。日田商業高を経て60年に現校名に。普通科、情報経済科に358人(女子160人)が学ぶ。野球部は81年創部で部員80人。甲子園出場は春1回、夏は3回目。主な卒業生は、広島一岡竜司、元中日森章剛ら。所在地は大分県日田市田島本町5の41。石井潔校長。