高田商(奈良)が接戦をものにして聖地へ王手をかけた。3-3の同点で迎えた6回。相手の投手交代直後に1死二塁とチャンスを作り、森田俊介内野手(2年)の適時二塁打で勝ち越し。7回にも追加点を奪い、リードを守りきった。

赤坂誠治監督(42)は「ここまで来ると思っていなかった」。ただ、バントのミスが多く「やろうとしていた野球ではなかった。詰めなければいけない」と攻撃面を反省。着実な野球を遂行し、56年ぶりの夏の甲子園切符をつかみ取る。