高校野球の魅力を熱く伝える人気番組「熱闘甲子園」(ABCテレビ・テレビ朝日系列全国ネット)のキャスターを務めるABCテレビのヒロド歩美アナウンサーが大会中連日、コラム「甲子園ノート」で球児たちの素顔に迫る。

<智弁和歌山 西川晋太郎くん>

1年の夏から智弁和歌山の不動のショートだった西川晋太郎くん。彼は入学当初から野球ノートに「ショートを守る」と書き続けました。

でも、悔しさから始まる高校生活でした。入学して最初の遠征は、1年生は黒川くんと久保くんだけが連れていってもらえました。遠征メンバー発表翌日、西川くんが誰よりも早くグラウンドに来て1人で練習していたと、東妻くんが教えてくれました。これがきっかけでずっとショートの練習をやり続けたからこそ、今はショートにこだわりを持って守り抜いているんです。

悔しい結果に終わった星稜戦。それでも「中谷監督にも毎日ノックを打ってもらったんで、守備で自分が思い切ってプレーしているところを見せられたのはよかったです!」と笑顔で振り返ってくれました。(熱闘甲子園キャスター)