U18W杯(30日開幕、韓国・機張)に出場する高校日本代表が、大学日本代表との壮行試合を行い、初の世界一に向けて攻撃の豊富さを示した。
4-4で迎えた9回表1死三塁、星稜(石川)・山瀬慎之助捕手(3年)のスクイズで一時勝ち越し。1-1からのセーフティースクイズはファウルとなったが、2-2からのスクイズのサインを見事に投前に転がした。「スクイズのサインは予想できていた。みんながつないでくれたチャンスだったので、フェアゾーンに転がせば点が入ると思って、気持ちで(フェアゾーンに)入れました」。世界では真っ向勝負だけでは勝ちきれなかった過去もあるだけに「勝てないところで背比べしても仕方がないので」と幅を広げる“一打”となった。
三塁走者の八戸学院光星(青森)・武岡龍世内野手(3年)が、無死から代打出場し、右翼線二塁打で好機を得た。「ずっと試合に出たくて待ち続けていた打席。しっかり上からたたけた」と笑顔。だが、最後のスクイズの場面には「みんなが熱くなっていてベンチの前に出ていたから、実はサインが見えなかったんです。(山瀬が)バントの構えをしたので、ヤバイと思って必死に走ってヘッドスライディングしました。いい走塁だったって言ってもらえたんですけれど…。ちゃんとスタートを切っていたら余裕でセーフだったと思います」と苦笑いだった。

