夏の東北王者・聖光学院が新チーム初公式戦を、秋は2年ぶりとなる白星で飾った。
独自大会を含む夏14連覇で、毎年恒例になった支部予選免除で臨む秋の県大会。昨秋初戦で学法石川に敗れた教訓を糧に、基本に忠実な手堅い野球で勝利を呼び寄せた。斎藤智也監督(57)は「練習試合を20試合以上こなしても公式戦は違う。テーブルスコアの内容は互角。手堅くチャンスをものにできた」と、両チーム11安打ずつの攻防を振り返った。
夏からのレギュラーは3番坂本寅泰(ともやす)外野手(2年)のみ。支部予選を含めて秋4戦目の相手に対し、経験値の違いが不安材料だったが、初回表1死満塁、5番神元(かんもと)大地内野手(2年)の左翼へのテキサス安打で先制し、流れをつかんだ。直近の練習試合3戦で無安打だった神元は、この試合3打席連続安打2打点と大当たり。神元は「初めての公式戦で緊張や不安はありましたが人のいない場所に落ちてくれた。少し気が楽になりました。次もチャレンジャーとして自分に何ができるかを考えながらベストを尽くしたい」と活躍を誓った。【佐々木雄高】

