6大会連続での甲子園出場を狙う花咲徳栄は、7回コールド勝ちで4回戦進出を決めた。

初回に押し出しで1点を先制。4回1死一、二塁で先発の金子翔征(しょうま)投手(2年)の適時左前打で1点を追加した。5回には2四球と連打で3点、7回にも連打で4点を挙げてコールドを決めた。岩井隆監督は「相手投手のボールが荒れていて、無理やり打とうとしていたが、修正できてよかった」と話した。

投手陣は、金子が公式戦初先発ながら5回を被安打1の4奪三振で流れをつくった。6回はプロ注目右腕の堀越啓太投手(3年)が、1イニングを被安打1の無失点。7回は、背番号1の松田和真(よしまさ)投手(3年)が3者凡退とし、完封リレー。夏の暑さが到来し、岩井監督は「梅雨明けもしそうだし、(継投の)順番を決めていた。まあまあ良かったと思う」とプランを明かした。

5打数2安打1打点の飛川征陽主将(3年)は「打撃が反省点。もっと良くなるように、次にむけて練習したい」と気を引き締めていた。