夏の甲子園初出場の京都国際(京都)がセンバツに続く初戦突破を果たし、16強入りを決めた。前橋育英(群馬)を1-0で破った。

2回、4番中川勇斗捕手(3年)が左越えに先制のソロ本塁打。これが決勝点になった。

2年生左腕の森下瑠大が虎の子の1点を守り抜いた。1回無死満塁のピンチを連続三振で切り抜け波に乗った。3回まで5連続を含む7奪三振。4回以降も要所を締め無失点、10三振を奪い4安打完封した。

前橋育英は初回のチャンスを逃すなど4安打1失点好投の外丸を援護できず。夏の甲子園10勝目はならなかった。

◆近畿5府県が初戦突破 京都国際が勝ち、近畿勢は不戦勝の智弁和歌山を含め開幕から5府県が初戦突破。近畿勢が負けなしで5校連続初戦突破は93、17年に次いで3度目。近江が日大東北に勝てば、初の6校すべて初戦突破となる。