京都国際に代わって出場した近江(滋賀)が、タイブレークの末、長崎日大を破り、4年ぶりのセンバツ勝利を挙げた。

近江・多賀章仁監督は「こんなゲームになるとは思ってもいなかった。本当に京都国際さんの分まで、今日は思い切りやろうということを言っていたんですけど。その力で後押しをもらっていいゲームができて心から良かったと思っています。実は決定した翌日(18日)に京都国際の小牧監督から電話をいただいて『迷惑かけますけど申し訳ない』と、その言葉を聞いて、自分にはできないなと。そんな思いで試合に臨んで。それと京都国際の(エース)森下くんとうちの山田が仲良くさせてもらっていて、その森下くんの無念をしっかり持って投げてくれた。気持ちのこもった熱投だったと思います」と話した。

近江は急きょ出場が決まった。京都国際が開幕前日の17日に新型コロナの集団感染により出場辞退。近畿地区の補欠1位校だった近江の代替出場が決まった。このため宿泊先のホテルも手配できず、この日の午前6時半に学校のある彦根市を出発。試合後に再び、彦根市に戻る旅程になっている。吹奏楽部も53人の部員がアルプス席へ。演奏でプレーをもり立てた。