春夏通じて初の甲子園4強入りを果たした国学院久我山(東京)に、昨年11月に指導で来校したイチロー氏(48=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)、同校OBのロッテ井口資仁監督(47)からお祝いのメッセージが届いた。

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尾崎直輝監督(31)が29日、オンライン取材で「(イチロー氏から)すぐ『ベスト4進出おめでとうございます』と頂きました」と紹介した。

続けて「井口監督からは『全国の舞台でも物おじせずに、しっかりと的確な野球をしています。あと2つで優勝です。甲子園の地に立てることを誇りに、気を抜かずに戦ってください。応援しております』と頂きました」と、明かした。

メッセージは選手にもオンラインを通じて共有した。上田太陽主将(3年)は「高校生でメッセージを頂けることはなかなかない。ありがたみを感じて、勇気に変えて今後もやっていきたい」と笑顔で話した。

準決勝では大阪桐蔭と対戦する。大会最多タイの1試合6本塁打を放った強打を相手に、準々決勝で本塁打を放った下川辺隼人内野手(3年)は「自分は本塁打をいっぱい打つ打者じゃないので、意識せずにやっていきたいです」と引き締めた。