全国的に強豪校として知られる大阪桐蔭吹奏楽部が、アルプススタンドから優勝を後押しする。

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2回表、大阪桐蔭の攻撃時に演奏したのは「銀河鉄道999」。決勝戦のために、同校吹奏楽部の代名詞とも言われる曲を演奏した。

これまで甲子園で演奏してきた曲は、応援曲用に編曲をしたもの。「甲子園で頑張る野球部のために」といつも演奏しているアレンジで披露。今大会は、アルプスでの生演奏が解禁されたが、50人限定。勝穂奈美さん(3年)は「いつもはクラリネットがメロディーを吹いているのですが、今回は木管がほとんどいないので、そのメロディーのパートを他の楽器に置き換えて演奏しています」と吹奏楽部も新たな挑戦。初めて甲子園で披露する『銀河鉄道999』に、アルプス応援団は盛り上がった。

今大会は3年ぶりに吹奏楽の音色が甲子園に響き渡る。「私たちにとっても大切な曲。選手にとっても甲子園は特別な舞台だと思うので。私たちの強い思いを、この曲に込めて選手たちに届けたいです」と笑顔を選手たちへ声援をおくった。