3位決定戦では、掛川東が静清に7-6で辛勝。9回に途中出場の谷口大容(たいよう)内野手(3年)が逆転打を放ち、試合を決めた。

終盤で勝利をたぐり寄せた。1点を追う9回表2死満塁。谷口が低めの変化球を捉え、右前に逆転の2点打を放った。殊勲のヒーローは「体勢を崩されたけど、いいところに飛んでくれた」と笑顔を見せた。今大会はこれで6戦43得点。打線好調で大躍進したが、世古雄馬監督(39)は「夏も打てるという保証はない。失点を減らしていきたい」と、強化を誓った。