花巻東の佐々木麟太郎内野手(2年)が“岡本超え”となる高校通算74号本塁打を放った。

「3番・一塁手」で出場し、14-0の大量リードで迎えた第4打席。1死三塁から相手左腕の変化球を捉え、高々とした放物線を描き、右翼席に運んだ。今大会初本塁打で巨人岡本和真が智弁学園(奈良)時代に記録した73本塁打を抜いた。

第1打席は初回1死一塁でフルカウントから内角寄りの変化球を捉えて一、二塁間を破り、右前打で一、三塁に好機を広げた。後続も続き、初回に大量5点を先制した。

第2打席は2回2死一塁で外角球を捉えたが、強烈な遊直だった。

第3打席は3回2死一、二塁でファーストストライクを狙い、火が噴くような当たりで右前適時打で10点目を入れた。

第5打席は5回1死満塁で4打点目となる右前適時打を運んだ。

★2回戦・花巻農 3打数無安打

★3回戦・一関二 4打数2安打1打点