二松学舎大付(東東京)の1年生4番、片井海斗内野手が、甲子園初安打となる大会第18号のソロ本塁打を放ち、勝利に貢献した。

3-0で迎えた3回2死、カウント1-2から137キロ直球をとらえ、左中間スタンドまで運んだ。

1回戦では2打数無安打、この日も第1打席は三ゴロ併殺に倒れており、これがうれしい甲子園初安打となった。

身長175センチ、体重97キロの体格で、ガッツポーズをしながらダイヤモンドを1周。笑顔でベンチに駆け込んだ。「本当に今までで一番いいホームランでした」と話した。

次は、同校初の8強入りがかかる。「次の試合も勝って、学校の記録を超えて頑張りたい。次の試合もチャンスで強い打撃をしたい。ホームランは狙わず、チャンスで打てる打者になりたいです」と意気込んだ。

市原勝人監督(57)は、片井と同校OBのカブス鈴木誠也外野手と比べて「打球方向は、誠也もそうだったんですけど、センターから右中間寄り、そういった点は似ている。実戦向きですね。誠也は1年生でこれだけの活躍ができたかというと、ここまでの活躍はできていなかったので、今の子の方が精神的にも落ち着いていると思う」と話した。

 

【夏の甲子園特集ページ】日程・結果、最新ニュース、写真などはこちら>>