夏の甲子園4強の聖光学院が光南を7回コールドで下し、初戦突破で8強入りを決めた。

斎藤智也監督(59)は「公式戦の初戦ですから出来すぎです。(甲子園メンバーの)三好(元気)と高中(一樹)が軸になってというのは脇に置いて、他の選手の活躍を期待したんですけど、他の選手がよくつないでくれた」と振り返った。

初回から主導権を握った。0-0の1回1死二、三塁、今大会初打席の松尾学武(がくむ)外野手(2年)が先制の中前2点適時打。なお2死一、三塁で片山孝内野手(2年)が左越えに2点適時二塁打を放ち、この回に4点を挙げた。

3回から2イニングは適時打でリードを広げ、7回は相手の適時失策もからみ、2点をダメ押した。投げては、星名竜真投手(2年)が6回1/3を投げ2安打無失点の好投で勝利の貢献した。

準々決勝は21日、東日本国際大昌平と対戦する。高中一樹内野手(2年)は「次の試合も絶対に苦しい展開になると思うが、相手を見ずに自分たちのできることを全力でやり切りたい」と意気込んだ。