今夏甲子園王者の仙台育英(宮城2位)が、優勝した20年以来2年ぶりの4強入りを決めた。聖地で今夏1勝した鶴岡東(山形2位)に3-0で勝利。背番号「10」の最速146キロ右腕、湯田統真投手(2年)が初完投を2安打無四球、10奪三振の完封で飾った。打線はここぞの場面で勝負強さを発揮した。

仙台育英が接戦をものにした。0-0の4回2死一塁、5番浜田大輔外野手(1年)が右翼線に適時三塁打を決めて先制。6回には4番斎藤陽(ひなた)外野手(2年)が中越え適時二塁打、代打下山健太(2年)が中越え適時三塁打を放ち、リードを3点に広げた。

初完封で勝利の原動力になった湯田は胸を張った。「今回は四球がなくて、被安打も2で、しっかり野手で打たせて取る意識で投げ、こういう結果になって良かった」と112球の力投を振り返った。須江航監督(39)は「甲子園で彼はポテンシャルを期待されて投げたが、投げた投手の中では一番荒れて、一番四球を出して、一番安打を打たれた子。まだ2カ月たってないですけど、無四球完封なんてすごいじゃないですか」と絶賛した。

仙台育英は14日の準決勝では能代松陽(秋田1位)と激突する。

センバツ目指し東北大会準々決勝 仙台育英、聖光学院、東北、能代夏陽が4強/詳細