秋田商が秋田修英に4-3のサヨナラで勝利した。3-3で迎えた9回裏2死二塁、寺門史優外野手(3年)が左前へのサヨナラ適時打を放ち、チームを8年ぶりの決勝進出に導いた。

勝負強さが光った。寺門は「初回から自分のスイングができていなかったが、最後に仲間が回してくれた。『絶対に打ちたい』という思いで、自分のスイングができた」。2球目、真ん中への甘い直球を強振。「詰まっていたので、『抜けてくれ!』という思いだった」。打球は左前に抜け、二塁走者の菅原煌(きら)内野手(1年)が本塁へヘッドスライディング。寺門はスタンドの大歓声に包まれながらチームメートのもとへ駆け寄り、大喜びのチームメートにもみくちゃにされた。

決勝は27日、今春の県大会決勝で0-8の大敗を喫したノースアジア大明桜と対戦する。寺門は「(明桜は)自分たちに1回勝っていて負ける気はしていないと思う。ちょっとでも油断があったら、その隙をつきたい」。一瞬の隙も見逃さず、8年ぶり19度目の甲子園切符をつかみ取る。