第105回全国高校野球選手権大会(6日開幕、甲子園)の組み合わせ抽選会が3日、大阪市内のフェスティバルホールで行われ、九州国際大付(福岡)は第7日第3試合に49代表の大トリで登場することになった。開幕試合の土浦日大(茨城)-上田西(長野)の勝者と対戦する。高校通算31本塁打の佐倉侠史朗主将(3年)は、17年広陵・中村奨成(現広島)がマークした大会最多6本塁打の記録更新に意欲を示した。
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九州NO・1スラッガーの金看板を引っ提げ、九州国際大付の佐倉主将が自身3度目の聖地でアーチ量産を狙う。「チームの勝利のため、いいところで1本打ちたい。個人としては、中村選手の6本を抜きたいとずっと言っている」。勝負どころでの一撃はもちろん、個人として17年夏に中村奨成(広陵)がマークした1大会最多記録6本塁打の更新を堂々とターゲットに掲げた。
今夏の甲子園は高校通算歴代最多140発の花巻東(岩手)・佐々木麟太郎内野手(3年)に、ボンズの異名を持つ広陵(広島)・真鍋慧(けいた)内野手(3年)と同じ左の強打者がそろい踏みで出場する。佐倉は「自分のことは二の次に考えて、チームで勝てたらいい」と前置きした上で、「もちろん個人でも負けたくない」と184センチ、101キロの巨漢スラッガーはプライドをにじませた。
4月のU18日本代表候補選手強化合宿では真鍋と打撃談議を交わして新たな“脱力打法”を取り入れた。ただ、佐々木麟と面識は1度もない。「いつかはしゃべれたらと思います。とりあえず『ホームラン数、すごいね』と言いたいっす」。甲子園でのマッチアップを笑顔で心待ちにした。
チームは大会7日第3試合に全国49代表校の大トリで登場。土浦日大-上田西の勝者と対戦する。「抽選に当たり外れはないと思う。調整の期間が長くなったと思ってやっていきたい」と言葉に力を込めた。万全な状態で臨み、最後の聖地で「九国佐倉」の名を全国にとどろかせる。【佐藤究】
◆佐倉侠史朗(さくら・きょうしろう)2005年(平17)11月3日生まれ、福岡県久留米市出身。小1時に軟式「宮ノ陣フラワーズ」で野球を始め、宮ノ陣中では硬式「球道ベースボールクラブ」所属。九州国際大付では1年春からベンチ入り。高校通算31本塁打。憧れはヤクルト村上宗隆。座右の銘は「継続は力なり」。184センチ、101キロ。右投げ左打ち。

