慶応(神奈川)が仙台育英(宮城)に勝利し107年ぶりの優勝を決めた。

試合後、森林貴彦監督(50)は「いろんな世代の方が球場に来ていただいた。観客のみなさんのおかげで実力のプラスアルファが出せたんじゃないかと感謝しています。球場の応援の皆さんもそうですし、テレビの方、それからネットのむこうにいらっしゃる、多くの方々に応援されて、支えてもらって、今日の試合がありますし、今日の結果があります。本当にありがとうございます」と感謝した。

「エンジョイベースボール」を掲げてきた慶応野球部。「うちがこう優勝することで、高校野球の新たな可能性とか多様性とか、そういったものを何か示せればいいなと。日本一を目指して、常識を覆すっていう目的に向けて頑張ってきたので、うちの優勝から新しい人が生まれてくることがあれば、それは本当にうれしいと思いますし、高校野球の新しい姿につながるような勝利だったんじゃないかなと思います」と話した。