和歌山の超伝統校2校に、待ちわびた「春」の吉報が届いた。第96回選抜高校野球大会の選考委員会が26日に行われ、出場32校が決定。ペリー来航の1年前となる1852年(嘉永5)に創設された耐久が春夏通じて初の甲子園出場。1896年(明29)創立の田辺は21世紀枠で76年ぶり2度目のセンバツ切符を手にした。組み合わせ抽選会は3月8日に開かれ、同18日に甲子園で開幕する。

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◆最遅出場 

耐久(和歌山)は学校創立が1852年(嘉永5)、創部が1905年(明38)。甲子園初出場までにかかった年数は最も長い。創立は藩校、学寮などの前身を含めると世田谷学園(東京)の1592年(文禄元)のようなケースもあるが、学校が定めた創立年や設立年に基づくと甲子園経験校では呉港(広島)の1818年(文政元)、興譲館(岡山)の1853年(嘉永6)、慶応の1858年(安政5)とともに数少ない江戸時代。創立173年目(創立年を1年目とカウント)は08年春の興譲館(156年目)を上回り最も遅い。創部120年目の初出場も過去最も遅い19年春の富岡西(徳島=創部1900年)に並んだ。

【センバツ】21世紀枠は別海と田辺 選考委員会で出場32校決定/学校メモ付き一覧