名門横浜からまた1人「プロ」を目指す選手が活躍した。

「今日はベストに近い打撃」と3本の二塁打を放った松村海青外野手(3年)の将来の夢は総合格闘家だ。

「筋トレが好き。懸垂は必ず毎日やります」と語るストイックな男だ。小学1年まで空手をし、中学時代にテレビで「RIZIN」を見てからさらに興味がわいた。目標の選手も現UFCフライ級5位の平良達郎(24=THE BLACKBELT JAPAN)で「一緒に練習してみたいです」と真剣に話す。野球の練習を見守る村田浩明監督(38)も「体幹がしっかりしている。やってみたら面白いんじゃないかな」と新たな挑戦を歓迎する。

プロを目指すのは高校卒業後で「甲子園に行きたい。野球人生にけじめをつけて終われるように」と、いまは最後の夏の大会に全力を注ぐ。この日は「7番右翼」で出場。持ち味のパワーも生かして3安打すべて長打で、チームの16強入りに貢献した。数多くのプロ野球選手を輩出してきた名門で、異色の夢を持つ松村がパワー全開の打撃で相手投手をノックアウトしていく。【深田雄智】