今春のセンバツ高校野球で全国優勝した健大高崎が、春夏連続での甲子園出場を決めた。夏は2015年(平27)以来の出場。
この日は初回、4番を務める箱山遥人捕手(3年)の左犠飛で先制。4回に同点に追いつかれたものの、5回にはリリーフ登板したプロ注目右腕、前橋商・清水大暉投手(3年)から満塁機を作り、箱山が中犠飛を放って勝ち越した。7回には連続押し出し死球で加点した。
守っては先発の石垣元気投手(2年)が6回1失点と試合を作り、7回から左腕の佐藤龍月投手(2年)にスイッチ。加藤大成内野手(2年)の球際の強さも光り、最後までリードを守り切った。
健大高崎は今大会、3回戦の桐生第一戦、準決勝の前橋育英戦とタイブレークの激闘の末に勝利。特に前橋育英戦は9回裏に6点差を追いつかれ、なおも無死満塁と絶体絶命の状況まで追い込まれたものの、驚異的な粘りで勝ち上がった。
センバツで好投した佐藤、石垣の2年生投手コンビは制球の乱れが失点が直結する場面もあったものの、最後は能力の高さで押し切った。箱山、高山裕次郎内野手(ともに3年)らを中心とした打線も活発。箱山の「このチームで1日でも長く野球をやりたい」という原動力がチーム全体に浸透し、ベンチワークも力強かった。
群馬代表として出場する夏の甲子園(8月7日開幕)で、史上9度目(8校目)の春夏連覇を狙う。

