早実がレフトゴロでピンチを脱した。
2-1の9回裏、大社に同点とされ、なお1死二、三塁。ここで早実の左翼西村が投手の左横に移動。サヨナラのピンチで内野の守りを5人に増やす極端なシフトをとった。
すると、藤江の打球はその西村の位置へ。西村は捕球後、一塁へ送球し2アウト。さらに、その間に生還を狙った三塁走者を本塁転送で刺し、3アウトとした。
記録上、2アウト目は「レフトゴロ」となった。
◆高校野球の主なシフト 甲子園では13年夏、済美が「カット打法」で注目された花巻東・千葉を封じるため中堅手をマウンドの三塁寄りに配置。それでも3安打を許した。63年夏の横浜は高田商戦で左翼手をベンチに下げて内野手を投入し、内野5人作戦は「カニばさみ」と呼ばれた。73年夏の柳川商は江川を擁した作新学院戦で走者三塁の3度のピンチに中堅手をマウンド付近に置き、すべて無得点に抑えた。95年夏の観音寺中央は日大藤沢戦で、中堅手を三塁前に置くスクイズ封じを試みた。

