京都国際が智弁学園(奈良)との近畿勢対決を制し3年ぶりの4強入り決めた。
21年夏の準決勝で敗れた 先発の2年生左腕・西村一毅投手は2回戦の新潟産大付戦に続く2試合連続完封。被安打は6。前回は四球6つと、走者を置き苦しむ場面もあったが、四球2と制球を改善。「ストライク先行のピッチングを心がけて、今日は挑んでしっかりできたんで良かったです」。
三塁を踏ませぬ見事な投球だった。昨日の夕食前に先発を告げられ、「『やってやるぞ』っていう気持ちになりました」と意気込み通りの投球を果たした。
京都国際は3回戦の西日本短大付戦も中崎琉生(3年)が完封しておりこれで3試合連続の完封勝利となった。
0-0で迎えた4回裏、2死二塁から8番奥井颯大捕手(3年)の右翼線適時二塁打で先制。さらに9番西村一毅投手(2年)の適時打で2点目を挙げた。
5回には5番長谷川颯外野手(2年)の適時打で1点。7回にも敵失で1点を加えた。打線は好調キープで毎回の11安打。1回戦から4試合連続の2桁安打をマークした。
次戦は、今春のセンバツでサヨナラ負けを喫した青森山田との対戦で「負けた借りは返したい」と力を込めた。
◆西村一毅(にしむら・いっき)2007年(平19)7月7日生まれ、滋賀・甲賀市出身。小学2年から水口少年野球団に、外野手として所属。水口中では、近江ボーイズで外野手と投手。京都国際では1年秋から投手でベンチ入り。身長177センチ、体重66キロ。左投げ左打ち。
◆センバツの京都国際-青森山田VTR 昨秋近畿準Vの京都国際と東北王者の青森山田が1回戦で対戦し、両軍のエース中崎と関が投げ合った。初回に2点の先制を許した中崎は4回に1点を返してもらったが5回にも1失点。その後は踏ん張り、打線が8回に敵失や重盗をからめて3-3に追いついた。だが中崎は9回1死、木製バットを使った吉川に中越え三塁打、6番伊藤英に左前に運ばれ3-4でサヨナラ負けした。「1回から投球が甘いところに集まってしまったことが敗因」と肩を落とし「全国制覇を目指しているので、今日の経験を忘れず、コントロールや変化球の精度を高めたい」と誓った。
◆2試合連続完封 京都国際・西村が2回戦の新潟産大付戦に続き登板2試合連続で完封。夏の2試合連続完封は21年の渡辺翔真(盛岡大付3年)以来。2年生では13年高橋光成(前橋育英)以来となった。京都勢では81年井口和人(京都商=3試合連続)以来。
◆チーム3試合連続完封 京都国際は3回戦でも中崎が西日本短大付を完封。夏のチーム3試合連続完封は、吉岡雄二らの89年帝京が準々決勝(11-0海星)、準決勝(4-0秋田経法大付)、決勝(2-0仙台育英)で記録して以来。
◆毎回安打 京都国際が記録。昨年の前橋商がクラーク戦で記録して以来。

