第98回選抜高校野球大会の開会式リハーサルが17日、行われた。気温13度とやや肌寒さを感じる気候にもめげず、選手たちが力強い足取りで甲子園の土を踏んだ。大会入場行進曲に採用された5人組ボーカルダンスユニットM!LK(ミルク)の「イイじゃん」も演奏され、前回大会優勝校の横浜(神奈川)、準優勝の智弁和歌山を皮切りに、出場32校が一同に集結。北照(北海道)・手代森煌斗主将(3年)が選手宣誓の練習を行った。
32校の先頭を行進した昨年優勝校、横浜の小野舜友(しゅんすけ)主将は、甲子園の土を1歩1歩踏み締めながら、昨春センバツ優勝の瞬間を思い出していた。「奧村(凌大=法大)さんがセカンドライナーを捕球したときの瞬間が忘れられない。もう1回、みんなでマウンドに集まりたいと思いました」。日本一の行進を、と今朝、全員で練習。20人の足並みをそろえた。
手に握る優勝旗の重さを感じた。「(優勝旗は)勝ち残ったものしか、つかみ取れないもの。重みもありましたし、これをつかみ取るために今まで練習をしてきたんだ」。優勝への思いを新たにした。
再びこの優勝旗を手にする。「よりいっそう気が引き締まった。リハーサルでしたが心を動かされた。もう1回、優勝旗を全員でつかみ取って、神奈川に戻りたいという気持ちがよりいっそう強くなりました」。小野は、先頭を行進しながら、史上4校目の春連覇を心に誓った。

