開幕戦から屈指の好カードが実現した。11年夏以来15年ぶりに甲子園に帰ってきた帝京(東京)と昨夏甲子園優勝の沖縄尚学が激突。伝統の強打が久々の勝利をもぎ取るか、それとも左右の2枚看板が強力打線を封じ込むか。

帝京は前監督の前田三夫氏の下でその名をとどろかせ、春夏通じて3度の全国制覇を成し遂げた。近年は激戦区・東京の壁に阻まれ全国の舞台に立てなかったが、昨秋の東京を制し吉報がもたらされた。持ち味の強打は健在で、打線の軸になるのは安藤丈二内野手(3年)と大型スラッガー目代(めだい)龍之介外野手(2年)。バントや盗塁も駆使しながらランナーをため、好機で2人につなぐことができるかが勝敗を占う。勝てば11年8月7日に大谷を擁した花巻東戦(◯8ー7)以来、5338日ぶり。伝統の縦じまのユニホームに袖を通し、狙うは日本一だ。

一方、沖縄尚学は末吉良丞投手(3年)と新垣有絃(ゆいと、3年)の好投が、春夏連覇に挑む上で絶対条件だ。

特にエース左腕・末吉にかかる期待は大きく、比嘉公也監督(44)は「末吉がどこまで抑えられるがキーかなと思ってます。もう僕らはピッチャーが点取られたらもうワンサイドゲームになると思うので、ピッチャーと守りが粘り強く戦うこのイメージしか持ってません」と展望した。

今大会からDH制が採用される。両校とも活用を示唆する言葉が見られ、金田優哉監督(40)は「パターンをいくつかちょっと持ちながら練習試合でもやってますので、まだ悩んでるところではあります。どういうふうに使っていくか、じっくり考えたい」と攻めの一手をどこに敷くか思案の真っ最中。比嘉監督も「ピッチャーに聞いたら、投げることに専念したいということなので。うちとしては出塁が確率が高いような、そういう子を使っていきたい」との見方を示した。

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