<高校野球滋賀大会:彦根東3-1近江兄弟社>◇29日◇決勝◇皇子山

 彦根東が雨中の接戦を制し、初の夏出場を決めた。

 1-1の5回に山中俊亮内野手(3年)の適時三塁打で1点を勝ち越し、8回は武田圭太捕手(3年)の適時打で3点目を追加。エース平尾拓也投手(3年)が激しい雨の中で粘り強く投げ、1失点で完投した。

 春は3度甲子園の土を踏んだが、夏は初。村中隆之監督(45)は「夏出場は、希望の光だと思って目指してきました」と声を震わせた。