西武が神がかってきた。今季初の4連勝&同一カード3連勝で、2位ソフトバンクにべったり肉薄。5月に入って9試合中5試合で2ケタ安打の打線に、ファンたちは人気グッズになぞらえ“ビッグチェーン打線”と命名し盛り上がる。先発の中5日さい配も成功し、西口監督も「本当に勢いがある」と喜ぶ。

神がいる…いや、預言者だ。西武には頼もしき“西の預言者”がいる。西川愛也外野手(26)の母裕子さんだ。ハート型のお手製うちわでスタンドに訪れる時もあるが、この日は地元大阪で観戦。だが、母には自信があった。「愛也は母の日に絶対、ホームランを打ちます!」。息子は本当に打った。1号2ラン。極めて貴重な追加点になった。

預言を知らずに打った西川はお立ち台で「いつも応援ありがとう!」と感謝。その後に預言を知ると「まぁじっすかー!?」と今季最も目を見開いて「陽気な人ですからね~。いろいろ降臨してくるんですかね」と笑いながら感謝した。不調時は「息子あかん」と嘆いていた母も、狂喜乱舞または涙したであろう1発。最後に勝つチームには各種、ストーリーが付いてくる。次なる預言が楽しみな流れになってきた。【金子真仁】