<全国高校野球選手権:大阪桐蔭4-3日川>◇14日◇2回戦

 史上7校目の夏連覇を目指す大阪桐蔭が、サヨナラ勝ちで3回戦に進んだ。

 2回に1点を先制され、前半は相手先発の三枝龍史(3年)の変化球に翻弄(ほんろう)されて無得点。だが6回に3連続四死球で無死満塁の好機を迎え、香月一也内野手(2年)の打球が相手の失策を誘って2点を挙げて逆転。

 7回には高木俊希外野手(3年)の適時打で3点目を追加した。9回2死二塁で失策から日川に追いつかれたが、延長10回裏に福森大翔外野手(3年)がサヨナラ打。西谷浩一監督(43)は「粘り強く戦うことができました」と息をついた。