<全国高校野球選手権>◇20日

 大会史上初の休養日となったこの日、延岡学園(宮崎)は大阪市内の舞洲で、約2時間の軽めの調整を行った。

 19日の準々決勝で8回に貴重な同点適時二塁打を放った岩重章仁外野手(3年)は、ロングティーを約40球行った。「内側からバットを出すことを意識していいスイングができた。明日も自分のスイングができれば打てる」と自信を見せた。

 2試合連続お立ち台に立った背番号「10」の奈須怜斗投手(3年)と先発した井手一郎投手(2年)はノースロー。エース左腕の横瀬貴広投手(3年)はブルペンで20球投げ込んだ。21日に花巻東(岩手)と準決勝を戦う。勝てば宮崎県勢初の決勝進出となる。