<高校野球兵庫大会:東洋大姫路6-0出石>◇14日◇2回戦◇姫路

 昨夏、兵庫大会準優勝の東洋大姫路が快勝発進だ。

 先発した新田卓投手(3年)が7回無失点の好投。8回には門野敦也投手(3年)、9回はプロ注目の甲斐野央(ひろし)投手(3年)と、完封リレーで締めた。

 打っては、山口雅矢内野手(1年)が2安打3打点の活躍を見せた。初めての夏の大会の初戦で、いきなり先発出場。1年生ながらも遊撃から大きな声を出し、チームを引っ張る姿に藤田明彦監督(57)も満足の表情だった。山口も大抜てきの期待に応えた。

 藤田監督は「(山口は)非常にガッツがある。プレーがハツラツしてるのが良い。1年生がデビュー戦で3打点打てたのは、良かったんじゃないですか」と目を細めた。