<高校野球長崎大会:創成館9-3波佐見>◇26日◇準々決勝◇長崎県営

 波佐見が再試合に敗れ、01年以来13年ぶりの夏出場の夢が破れた。

 前日、15回を205球で1人投げ抜いたエース谷川聖文投手(3年)が、この日も連投で先発したが、疲れからか1回3分の0、4失点で降板。2番手の左腕・春田優成(2年)も3回4失点と流れを止められなかった。

 得永健監督(45)は「谷川が回復しなかった。完投は無理だとは思っていたが、あれ以上(点差を)離されるときついと思い、代えました。相手は走者が出てからの1本が出た。集中力があった。安打の数はそう変わらないのに、無駄な四死球の差ですね」。波佐見は6安打、5四死球。対する創成館は7安打11四死球だった。