<全国高校野球選手権:甲子園練習>◇6日

 海星(長崎)が快晴の下、甲子園練習を行った。

 吉田嵩投手(3年)は約30球を投げながら、土質や踏み込みのバランスを確認。「やわらかいけど、特に気になりません」と柔軟に対応した。

 夏前に先発から継投に転向。先発したい気持ちもあるが「ピンチで変わることが多く、抑えれば流れが来るのが面白い」と中継ぎの面白さも見つけた。

 長崎大会の決勝では6回無死二、三塁のピンチから登板し、3者連続三振で切り抜けた。「先発する気持ちでやりながら、集中力を切らさないようにしている」と頼もしい中継ぎが控えている。