九州国際大付が7日、初戦で対戦する東海大四のエース西嶋亮太投手(3年)対策を開始した。

 兵庫・西宮市内で行った練習で、シート打撃にメンバー外の今村勇刀(ゆうと)投手(3年)が登板。身長は168センチの西嶋より5センチ大きいが、80~90キロのスローカーブと直球を織り交ぜる投球スタイルをまねて投げた。

 若生正広監督(63)は「勝手に自分たちで考えてやっていたんですよ」と笑った。今村は「(西嶋の)映像を見て、やってみました。うまくいくかなと思いましたが、できました。ちょっと身長は大きいですけど」。仮想西嶋の登場でいい練習となったようだ。