開幕試合を戦うセンバツ大会優勝の龍谷大平安(京都)は10日、京都市内にある同校の室内練習場で約2時間、軽めのメニューで調整した。

 原田英彦監督(54)は「いよいよ明日。気合を入れていこう」とナインの気を引き締めた。

 体幹トレーニングやノックの後は、春日部共栄(埼玉)のエース左腕、金子を意識しながらのティー打撃やバント練習に時間を割いた。

 投手陣4人は約30球ずつ投げて調整。先発の一角、高橋奎は「開幕試合なのでマウンドに立てば恥じないピッチングをしたい」と意気込んだ。

 台風の影響で試合は2日遅れとなったが、春夏連覇を目指す原田監督は「若い子は切り替えが早いので心配していない。果敢に楽しく挑戦していきたい」と話した。