<全国高校野球選手権:富山商2-0日大鶴ケ丘>◇11日◇1回戦

 日大鶴ケ丘(西東京)の24年ぶり夏1勝はならなかった。

 先発秋山翔投手(3年)が、無四球の粘り強い投球で2失点完投。「9回まで投げたのは昨秋の都大会予選以来。高校入って一番の投球でした」と、本人も驚きの内容だったが、打線が援護できなかった。

 萩生田博美監督(41)も「継投を視野に入れていたが、相手が嫌がっている感じだったので。らしい投球をしてくれました」とねぎらっていた。