<全国高校野球選手権:大垣日大12-10藤代>◇12日◇1回戦

 大垣日大(岐阜)が甲子園最大得点差の8点差を逆転し2回戦進出を決めた。

 1回表、いきなり8失点。しかしその裏4点を返し4-8。しかし5回に2ランを打たれ再び6点差。それでもジワジワと反撃し7回に3点を奪い1点差に。そして8回、無死一、三塁から内野ゴロの間に10-10同点に追いつくと、5番野崎文志内野手(3年)が右翼席へ勝ち越し2ランを放ち、逆転した。

 甲子園での逆転勝ちの最大得点差は97年夏1回戦で市船橋(千葉)が文徳(熊本)に1-9→17-10で勝った8点差。これに並ぶ大逆転劇となった。