<全国高校野球選手権:利府4-2佐賀北>◇13日◇甲子園

 佐賀北が初戦で利府に敗れた。2点を追う9回に2死満塁のチャンスを作ったが、2番の島剣太内野手(3年)が内野ゴロに倒れた。

 百崎敏克監督(58)は「平常心で力を出し切ってやったが、相手がひとつ上だった。最後の打者の島は硬くなってしまったと思う」と話した。

 先発した横尾龍投手(3年)は5回に連打を浴びて2失点し降板。「落ち着いて投げることができたが、もう少し理想とは遠かった。テレビで見ていたマウンドを自分で踏めてうれしかったが。応援に応えられず悔しい」と肩を落とした。