<全国高校野球選手権:三重5-4広陵>◇13日◇1回戦

 広陵が三重に延長11回の末、サヨナラ負けを喫した。

 9回裏2死まで2点をリードしていたが、エース吉川雄大(3年)が2死満塁から、三重の2番佐田泰輝内野手(3年)に同点打を許した。11回表に安打と相手失策で1死二、三塁の勝ち越し機を作ったが、3番佐野悠太内野手(3年)と4番太田光捕手(3年)が凡退。11回裏2死満塁から、吉川が押し出しの四球を与えた。中井哲之監督(52)は「選手たちは持っている力を出してくれたと思う。最後まで頑張ってくれたが、力不足だった」と唇をかんだ。